2026年7月24日金曜日

セッション4

安全確保の原則

ここでの「安全確保」とは、敵(悪魔)に不意を突かれないよう、自らの霊的な守りを固める事を意味します。

 

敵の戦略を見抜く

悪魔は多くのキリスト教徒が自発的に攻撃的な行動を起こさない事、また間違った教えによって教会が麻痺している事を知っています。また、新しく信仰を持ったばかりの人は熱心に伝道しようとしますが、やがて生ぬるい環境に同化して情熱を失ってしまう事も悪魔は計算に入れています。

 

恐れは悪魔からのもの

恐れは、神の言葉に背かせる為の悪魔からの影響のようなものです。恐れに打ち勝つ為には、恐れが「やるな」と言う事をあえて実行する必要があります。

 

個人における安全の確保

自分が「キリストにしっかりと守られている」と知る事が最大の安全です。人があなたをどう評価しようと、神の御心(病人の為に祈る、福音を伝えるなど)を行っている限り、神との関係は安全です。

 

罪を断つ

最大の安全確保は罪をやめる事です。罪を犯すと悪魔に思考を攻撃する隙を与え、「お前は神に用いられない」といった非難の声を聞く事になってしまいます。

 

教会における戦い

 

互いの祈りと奉仕

「植え付け、刈り取る」という霊的な法則があり、他人の為に祈る人は、自分も他人から祈られるようになります。

 

地域教会の規模と霊的警戒

教会が大きすぎてお互いの顔や霊的状態が分からないと、敵側の人間(潜入者など)が紛れ込んでいても気づけなくなります。お互いをよく知り、霊的に鋭敏である必要があります。

 

敵の組織的な攻撃

悪魔の側は、クリスチャンの教会を失敗させる為に断食や呪いの祈りを組織的に行っています。私たちは敵が実際に存在し、戦いの中にある事を自覚しなければなりません。

 

目標の原則

あらゆる作戦や日々の信仰生活において、明確で達成可能な目標(目的)を設定する事が重要です。

 

一つの決定的目標に注力する

教会や個人が霊的な領域で成果を出すには、明確な目標に全力を注ぐ必要があります。単に「神の御心を行う」ではなく、「特定の場所で伝道する」、「神の癒しを信じて健康に歩む」など、焦点を絞る事が大切です。

 

戦いの最中に方針をブレさせない

病人の為に祈っている最中など、個別の戦いの真ん中で戦術を簡単に変えてはいけません。それは敵や周囲の人に「自分が何をしているか分かっていない」と示すようなものであり、味方の士気を下げ、敵の士気を上げてしまいます。

 

達成可能な目標が持つべき5つの性質

 

明確である:関わる全員が理解できる事。

 

達成可能である:聖書に約束されている現実的なものである事。

 

決定的である:兵士(信徒)の情熱を呼び起こす価値あるものである事。

 

具体的である:達成できたかどうかが第三者にも測定・判断できる事。

 

期限がある:開始日と終了日、タイムラインが設定されている事。

 

カリーは、聖書において神は戦士であり、信徒もまたキリストの兵士として訓練されるべきだと言います。その為、クリスチャンは生活の優先順位を整え、キリストの姿に変えられていく為の兵士として決意するべきだと言います。

セッション5

 「集中の原則(Principle of Mass)」の定義

 

目的を達成する為に「十分な力」を投入する。

 

信仰の戦いは本物の戦争であり、神は私たちが勝利する事を望んでいます。神の味方であるならば、私たちは敗北するのではなく、既に敗北している敵に対してその敗北を執行する役割があります。

 

敵が仕掛けてくる「集中の原則」

敵は個人や教会に対して、この原則を悪用して攻撃してきます。

 

個人への攻撃:敵は様々なエリアから一斉に猛攻撃を仕掛け、ターゲットを圧倒しようとします。

 

サイン:「諦めたい」という強い感情、絶望感、無力感、うつ、心配、パニック障害などが生じます。

 

対策:防御に回っては絶対に勝てません。常に「攻撃、攻撃、攻撃」という攻勢に出る必要があります。こちらが攻め続けて敵を後退させれば、仮に攻撃を受けてもダメージは受けません 。

 

教会(全体)への攻撃:敵は教会に多くの小さな問題(火事)を同時に発生させ、対処しきれないようにします。

 

集会やカンファレンスの直前に多くの人が体調を崩したり、乗り物や機材が故障したりするのは典型的な攻撃です。

 

クリスチャンが使うべき「集中の原則」

クリスチャンは数(人数)で敵を圧倒できなくても、「言葉(神の言葉・命令)」によって敵を圧倒する事ができます。

 

霊的なマシンガン: 神の言葉を矢のように次々と口から放つ事で、敵を常に防御一辺倒に追い込む事ができます。敵は放たれた言葉の全てをブロックしなければならない為、疲弊します。

 

共同体(チーム)での祈りの戦い

教会やチームで「祈りのキャンペーン」や「24時間祈祷」を行う事は、強力な集中の原則の適用です。

 

空爆としての祈り:実際に現場に足を踏み入れる前に、祈りによって「激しい空爆」を行い、敵を弱体化させておく(抑圧射撃)事が重要です。

 

実生活での実践: 学んだ事を単に知識として蓄えるだけでなく、すぐに実践(行動)に移す事で、言葉に霊的な「権威の重み」が生まれます。

 

勝利に必要なもの:「情熱」

馬の例えを用いて、若くて強い馬たちに勝ち続けた老いた馬の話がされます。勝てた理由は「諦めない心」があったからです。

 

霊的戦いにおいて、肉体が「ストップ」と言っても、それを超えて進み続ける「強い心」を育てる事が不可欠です。

セッション6

奇襲の原則


奇襲とは、「敵が準備していない時間、場所、方法で攻撃する」事です。

 

不意を突く重要性:敵にこちらの計画が知られていると、敵が有利になります。スピードと欺瞞(相手を惑わす事)は勝利に不可欠です。イエスも十字架の死によってサタンを「待ち伏せ」し、奇襲の原則を使われました。

 

敵による奇襲の防ぎ方

 

敵は私たちを動揺させ、バランスを崩させる為に、直前での予定の衝突、妨害、気まずい状況(証しの最中に、相手から予想外の告白をされるなど)を仕掛けてきます。

 

教会での礼拝中にも、音響のトラブル、有名人の遅刻、重病人の来客、悪霊の現れ、さらには「ハエ1匹の侵入」など、あらゆる手段で「神の言葉」から人々の視線を逸らそうとします。

 

対策

 

「今すぐ行動する(即座性)」: 「適切な瞬間」を霊的に待つのではなく、機会があれば(あるいは機会を自ら作って)すぐに御言葉を語り、祈ることです [07:19]

 

「動じない訓練(Unshakable)」: 役割演技(ロールプレイング)などで突発的な事態に備える訓練をし、問題ではなく「解決(神)」に常に焦点を合わせ続ける必要があります。

 

クリスチャン側の奇襲の使い方:予定を立てずに、必要のある人を見かけたらその場でランダムに(あるいは毎回)祈る。または、日常会話から始めて相手が乗ってきたらすぐに霊的な話題に切り替える(イエスが井戸端の女性にされた方法)事で、敵に防御の隙を与えず捕らわれ人を解放できます。

 

攻撃の原則

 

攻撃とは、「主導権を握り、それを維持し、活用すること」です。

 

防御ではなく攻撃:霊的戦いは、敵の攻撃をただかわす(防御する)のではなく、敵を打ち倒す(攻撃する)ものです。敵が攻撃をやめたからといってこちらも止めるのではなく、敵が二度と攻撃できなくなるまで叩くのが攻撃精神です。

 

信仰とは「勇気」である:聖書における信仰とは、御言葉に立って歩み続け、行動し続ける勇気そのものです。

 

教会の誤った姿勢への指摘: 現代の多くの教会は、地獄の門から攻め込まれていると思い込み、自分たちの殻にこもって防御に必死になっています。しかし聖書は「黄泉の門(地獄の門)も教会には打ち勝てない」と教えており、本来は教会側が地獄の門を蹴破って攻め入るべき(攻撃側であるべき)なのです。

 

具体的な霊的攻撃のステップ:

 

敵の働き(病気、縛りなど)に対して攻撃的な態度・心構えを養う事。

 

敵(病気や問題)を発見したら、深刻かどうかを見極めようと待つのではなく、即座に攻撃(イエスの名によって祈る・命じる)する事。

 

これらを毎日実践し、実演し、教える事で、敵の働きを継続的に攻撃破壊し続けます。

 

結論:カリーは、敵の仕掛ける小さな妨害や奇襲に動じない強さを身につけ、常にこちらから主導権を握って敵の領域(病や悪霊の縛り)に攻撃を仕掛け続けるクリスチャン(兵士)になるよう促しています。